タスカルカバーは、ギブスをしていたり、入院で点滴針を留置きしていたり、外傷の治療中であったりしていたとしても、患部を濡らさずに『清潔を保ちたい』『汗を流したい』『シャワーだけでも浴びたい』『暖かい湯船に入りたい』という方々のための使い捨て防水カバーです。
看護師さんにとっても、短時間に簡単確実に処置ができる防水カバーです。
M23 カバーセット
1,980円(税込)
M23 スペアカバー
1,100円(税込)
M30 カバーセット
2,200円(税込)
M30 スペアカバー
1,210円(税込)
〇カバーセットのパッケージには、装着に必要な部品一式が入っています。
防水カバー本体30枚・シールベルト1個・漏れ防止アジャスター大小各1枚・仮止め用セロテープ1巻
〇スペアカバーのパッケージには、カバー本体100枚のみが入っています。
シールは、お手持ちのサージカルテープをご利用ください。
病院や介護施設など、大量消費する用途に向けたコスパ商品です。
独立発泡スポンジの
シールベルト
カバー開口部を絞り込む
アジャスタ( 大小)
〇M23タイプ
カバーの折幅は230mm(周長460mm)、長さは600mmです。
装着部の腕の太さが、周長380mm~170mmの方がご利用できます。
〇M30タイプ
カバーの折幅は300mm(周長600mm)、長さは600mmです。
装着部の腕の太さが、周長520mm~220mmの方がご使用できます
〇タスカルカバーは、口径の大きな袋に腕を挿入した後、入口を絞ってシールします。
・着脱時、両手でゴムの開口を拡げる必要がありません。
なので、あやまって患部に強く擦れるようなことがありません。
一人で片手で装着することも可能です。
・巻付ける方式なので装着部にピッタリと合わせられるフリーサイズです。
・カバー本体は、折幅(口径)に比べて細長くて使い易い、タスカルだけの特別サイズです。
厚み20ミクロンなので丈夫でしなやか。
食品衛生法対応の清潔なポリエチレンです。
〇タスカルカバーは、スポンジ製のシールベルトを巻き付けてシールします。
・独立発泡スポンジなので、湯水が滲み込みことはありません。
体毛の凹凸があっても万全にシールします。
・カバーを外す時、サージカルテープとは違って非粘着なので体毛が引っ張られることがありません。
〇タスカルカバー本体は、衛生的な毎回使い捨てです。
・使用後に洗ったり乾かしたりする必要がありません。
〇自分自身で装着する手順を説明します。
① カバーに腕を通し、カバーの 開口端を肘関節の上のくびれあたり に 合わせます。
※一連の装着手順は、介助者が装着する場合にはかなり 容易で、30秒ほどで充分です。
② カバー開口 が大き過ぎるので、付属のアジャスタ で周長を絞り込んで調整します。
アジャスタをカバーの開口端 から 5mm程離れた位置に 貼り付け、一方のアジャスタ端を肌に押し当てて支点にし、手前に反転します。
③アジャスタ の 全面をカバーに押し付けて貼り付けます。
カバー端を揃え、3枚がずれずに重なるようにします。
この段階では、カバー開口部には、まだたるみがあります。
④ 反転した アジャスタの先端 がずれないよう、3cmほどの セロ ハン テープ を 貼り付けて 固定します。
わかり易いように、ここではストライプ模様のセロハ ンテープを使用しています。
⑤ シールベルトを、カバー端に貼付けします。この時、接着糊がカバー端からはみ出して肌に触れてしまうことの無い位置にします。
接着糊がカバーから剥がれないように指先で押さえながら、たるんでいるカバーを持ち上げて周方向のたるみをとり、 カバーの開口部全周を腕に密着させます。
⑥カバー開口端からスポンジが15mm程張り出しており、この張り出し部がシールをすることになります。
腕に巻き付けたカバー端には皺ができないようにします。
⑦シールベルト端がカバー開口端と平行になるようにシールベルトを巻き付けます。
シールベルトは、表面の長方形のマークが正方形に見える程度に引き伸ばし ながら巻き付けます。
適正量だけ引き伸ばさないと、シールが不完全になる場合があります。
⑧シールベルトがずれないように巻き重ね、さらにベルクロを巻き重ねて固定します。
⑨自分の腕に自分で装着するのに要する時間は、慣れればおよそ 1 分です。
※自分自身で装着する時は、カバーの先端(袋側)を丸めて握っておくと邪魔になりません。
※自分自身で装着する時は、台や壁面に腕を押し付けてシールベルトを仮固定すると、装着が簡単になります。
〇タスカルカバーは、シャワー専用です。
・装着したまま浴槽やプール等に入らないでください。
・水中に浸漬すると想像以上の浮力や水圧が加わり、傷口を圧迫したり漏れが起こります。
〇決して足に装着したまま浴槽等に入らないでください。
・浮力によって浴槽内で転倒したり、脚が浮いて頭部が沈む重大な危険があります。
〇カバーは、優しく取り扱ってください。
・強く引っ張ると、伸びて変形したり溶着部が破断することがあります。
・爪をたてたり、強く折り込んだり、砂を挟み込んだりすると、穴があく場合があります。
・カバーは、踏みつけると破れることがあります。
足に装着する時は、歩行でカバーが傷まないよう靴下を履いてください。
・カバー本体は、ゴミが付着しないよう密閉袋に入れたまま保管してください。
ゴミが付着した状態で押し潰すと、押跡が小さな穴になる場合があります。
〇シールベルトは、優しく取り扱ってください。
・爪や指先を突き立てたり、一部を摘まんで強く引っ張ると穴があいたりちぎれたりします。
・スポンジは、長さ2倍以上に伸ばすと破断することがあります。
シールベルトのスポンジを装着部に巻き付ける時、もともとの長さの1.3倍~1.6倍に引き延ばしながら巻き付けてください。
スポンジ面にスタンプされた長方形のマークが正方形に見える程度に伸ばすと1.3倍の目安です。
・伸ばし方が足りないと水漏れし易くなり、また、伸ばし過ぎるとスポンジが破断したり、装着部が締め付けられて鬱血する恐れがあります。
〇取扱説明書に沿って正しく装着してご利用ください。
・カバー本体は、シールベルトの巻付け部に皺があったり、開口端がずれていると、シール性が悪くなります。カバー内側にごく短時間で水滴が溜まってくるとしたらシールに問題がありますので、着用し直してください。
・タスカルカバーを正しく装着しても、5分程度でカバー内壁へ水分が付着して曇ってきたり、カバーの内側が滑り易くなったりします。
これらは、汗によるものです。支障がある場合には長時間の着用は避けてください。(個人差や環境差があります。)
・シールベルトのスポンジとベルクロは、中心がずれないように揃えて巻き重ねると、ベルクロが肌に接触せず、痛くなりません。
〇取り外したシールベルトは、石鹸などの付着汚れを落とし、タオル等で軽く水滴を拭きとった後、吊干しします。
水を吸い込まないスポンジなので、室温の室内干しでは1時間ほどで乾きます。
〇シールベルトは、消毒用アルコールや次亜塩素酸水の噴霧や、払拭ができます。
〇シールベルトやアジャスタの粘着面に汚れが付着すると粘着力が弱まりますがぬるま湯で汚れを落とせばかなりの程度復活します。
・汚れを落としながら使用すると、粘着面は30回以上の繰返し使用ができます。
・粘着面は、水に濡れると粘着力が無くなりますが、乾燥すれば復活します。
・粘着面を乾燥する時は、自然乾燥してください。タオルやティッシューで拭くと繊維が付着して粘着力が弱まります。
カバー本体 |
LLDPE(低密度ポリエチレン) 食品衛生法対応品 |
シールベルト |
クロロプレン独立発泡スポンジ ナイロンベルクロ |
アジャスタ | PP(ポリプロピレン) |
セロハンテープ | |
包装袋 | PE(ポリエチレン) |